Alpen Outdoors(アルペンアウトドアーズ)で格安の革グローブを見つけたのでおもわず買ってしまいました。
まだ本番では使っていませんが、見たところ、価格の割にしっかりしたもので、ちゃんと使えそうなものですので、紹介します。
衝動買い?
こちらの記事で、バーベキューでの炭火のおこし方を紹介したのですが、そこで僕はBBQには耐熱グローブを持っていったほうがいいよって書いたんです。それはまあその通りですよね?
何気なくそう書いたのですが、振り返ってみると、そこには最近手袋なんか使わなくなってしまっている自分がいました。。
以前はちゃんと革の手袋を使っていたんですよね。まだ有名ブランドのちょっとお高い物を使うのが正義だと思っていたあの頃。。。
ところが、革のグローブって洗えないんですよ。夏キャンプで汗かいても、炭で真っ黒になっても。
ある時から、そんな洗っていない手袋をするのが嫌になり、そのまま手袋無しで済ませていました。
耐熱手袋は、安全のためにするものなのに。。
慣れた頃の油断が怪我につながる。
自分で書いた記事に気付かされ、ちょっと反省しておりました。
そんなタイミングでたまたま覗いた店で格安の革グローブを見つけたので、迷いもなく買ってしまいました。
これが格安の革グローブ
アルペングループのプライベートブランドであるIGNIOのバーベキュー 革グローブです。
パッケージに入った状態からすでにダサさがにじみ出ている形をしていますが、注目は写真の右上にある価格です。
555円(税別)。牛革のグローブでこの価格は、格安だと思います。
オンラインストアで見てもこの価格なので、特にセール品というわけではなさそうです。
つけてみた感じ
こんな感じです。
指ごとに小さい革を継ぎはぎしています。小さい革を使うことでコストダウンしているのかな?
革の断面を見ると、白い芯に革を張り合わせているのが丸出しです。このへんはまあ実用上問題ないですね。
サイズは日本の成人男性の標準と思っている自分に丁度いいくらいです。必要以上に大きくなく、わりと薄い皮一枚だけなので動かしやすく、作業はしやすそうです。
手のひら側はこんな感じです。
親指と人差指の間の補強もちゃんと入っていますね。
長さですが、手首が完全に隠れるくらいです。
そして、裏はこんな感じです。ちょっと指の部分は裏返すのが面倒だったのでやめました。
裏地はありません。ダイレクトに革が触れますが、スエードになっているので嫌な感じはありません。
見た目はスエードの起毛具合が場所によって違っていて、安物感丸出しです。ただこの起毛のムラは手にはめてみると全くわからないです。
使ってみて
まだキャンプでの使用はしていませが、餃子を焼いているフライパンを持ってみたところ、数秒は持っていられるくらいです。
断熱性に関しては、軍手よりもちょつといいくらいかと思います。
革製なので、薪などをガッと掴んでも棘が刺さったりしない安心感はありますね。
裏地がないので、手にはめたあとは、革の匂いが手に付きます。これはちょっと気持ち悪いです。
価格を考えると実用性は十分とおもえます。汗やなんかで汚れてしまったら、また買い換えればいいやと思える値段でもあり、しばらくはこれを使ってみようと思います。
断熱と耐熱はちがうよ
今回、いろいろと調べる中で、ちょっと気になったことがありました。
例えば、以下の製品のアマゾンレビューを見てみると、「熱いものが持てないからダメ」的な意見が多いですが、本来耐熱グローブというのは、熱いものを持つために使うものではありません。
断熱というのは熱を通さないことであり、耐熱は熱に耐えられる、つまり熱によって燃えたり溶けたりしないということです。
なので耐熱グローブというのは、単に「熱に強い手袋」であって、その目的は熱に直接手を触れてしまう事故を防ぐためのものです。もちろん、熱に直接手を触れなくてもすぐに熱が伝わってしまっては意味がありませんから、ある程度の断熱性があるものがほとんどだとは思いますが。
熱いものをがっつり手で掴みたい場合は、数千円クラスのものであれば、断熱性の高いものもありますので、そういった物を選ぶ必要があります。
僕も以前使っていたものは、断熱性の高いタイプのものでしたが、厚みがある分作業性は悪いものです。